旦那からのストレスで病気になる?

ブログをご覧頂きありがとうございます。浜松市はりを刺さない心身堂鍼灸院の佐野です。

旦那さんからのストレスが原因で自律神経の乱れに悩まされているケースは少なくありません。明らかに嫌悪感が強くなっている方もいますし、すごい嫌いなわけではないけれど、自由な時間が取れない、リラックスできないなどから自律神経の乱れが出て来る方も多いです。

今回は旦那さんがストレス原因となって自律神経の乱れを引き起こす夫源病について一緒に考えていきたいと思います。是非、最後までお読みください。

結論:離婚を考えていないなら物理的に離れるようにしましょう。

ストレス原因がわかっているので、一番効果的なのが離婚や別居が一番の解決策になることは間違いありません。

しかし、子供もいて離婚することが難しい、老年に差し掛かっていて今さら離婚なんて考えられない、経済的に自立できないので離婚したいけれどできないなど、様々な理由から離婚や別居ができない方がこの問題に悩まされます。

よく見られるのがずっと仲良くなってきたけれど、子供が独立し、旦那さんが定年退職して家に長時間いて一緒にいる時間が長くなったことから、自由な時間がなくなり、少しずつ一緒にいることが辛くなられている方も多いです。

しかし、このような場合はストレス原因を取り除くことが難しいため、家の中でもなるべく物理的に離れて生活するのが一番現実的です。

家庭内別居が一つの解決策になる

家庭内別居状態になることで、お互いがお互いに干渉しない関係性へと変化できたケースでは旦那さんと同居した状態のまま、体調不良が改善される方は多くいらっしゃいます。

話し合って、どうしても必要な時以外は基本的にお互いに自分の部屋で過ごす。外出時に一緒に行動しないなどの生活スタイルを確立していくことが大切です。

男性は女性と比べてコミュニケーション能力が低いため、定年退職後の旦那さんの多くは、仕事以外にコミュニティを持っていないことが多く奥さんと行動を共にしようとしがちです。

その為、常に行動をしているうちにだんだんと奥さん側が窮屈になってきてしまい、体調不良が出てきてしまいやすくなります。

人間関係の基本は距離感にある

長続きする人間関係は、距離感が適切な距離を保てています。

それは夫婦という人間関係も同じで、今まで仲良く生活できていたとしても、一緒に過ごす時間が長くなりすぎる、短くなりすぎるなど、お互いにとって不快な距離感に変化してしまうとこのような問題が出てきます。

長期にわたって良好な夫婦関係を築けている夫婦はお互いにとって心地よい距離感が近い者同士であることが多いです。

距離が近づきすぎてしまうと、相手の嫌な面もより多く見ることになりますので、当然だんだんと相手のことが嫌いになっていってしまいます。

距離が遠すぎてしまうと、疎遠になってしまうため、お互いの信頼関係を築く事ができません。

距離感は心理的距離として考えると難しくなってしまうため、単純に物理的距離感で図るとよいです。一緒にいる時間が長くて辛ければ、1mでも2mでも物理的に離れている方が、楽になります。

ある程度嫌いになってしまうと、嫌悪感になってきてしまうため、ここまで進んでしまっている場合では状況にかかわらず、別居や離婚を検討することも必要になってくることがあります。

我慢しすぎないでください

自律神経の乱れによる症状が出てきてしまっている場合には、我慢を継続していって良いケースは殆どありません。

最初は旦那さんがいなければ、元気という状態から体調不良がスタートしますが、徐々に旦那さんが外出していても体調不良が継続する。

仮に別居するようになったとしても体調不良が改善されてこないほどのダメージを蓄積してしまうことも少なくありません。

私達の身体は長期的なストレスに体制て脆弱です。その為、大したストレスではないと思って侮って我慢を継続していると、うつ病や不安障害を発症してしまう危険性もあります。

うつ病や不安障害に一度なってしまうと、その後のあなたの人生にかなりの悪影響を残しやすくなってしまいます。

体調不良が出始めたら、早めに距離を取って離れる。我慢しすぎないでください。

まとめ

旦那さんからのストレスが原因で自律神経が乱れて、肩こり、腹痛、動悸、頭痛、目眩などの様々な自律神経症状が出てきてしまうことがあります。

いつまでも仲が良い夫婦というのは理想ですが、実際にはそれが難しいのも事実です。

一番の解決策は別居や離婚ですが、現実的に難しい場合には話し合って家庭内別居状態を構築することで改善されてくる場合があります。

自律神経の症状が出たまま我慢を継続していると、うつ病や不安障害を引き起こす原因となってしまい、その後のあなたの人生に悪影響を与え続けることにもなるので、我慢しすぎないことがとても大切です。

当院での改善をご検討の方は自律神経失調症をご覧ください。

遠方で来院が難しいけれど、カウンセリングを受けたいという方はオンラインカウンセリングをご利用ください。

心身堂鍼灸院院長
この記事を書いた人
鍼灸師 佐野 佑介

静岡県浜松市中央区和地山で自律神経・メンタル専門のはりを刺さない心身堂鍼灸院を開業。
自身も26歳の時にパニック障害から自律神経症状に苦しんだ経験を持つ。
パニック障害、広場恐怖症、うつ病などの精神疾患領域と起立性調節障害、機能性ディスペプシア、眩暈などの自律神経疾患の専門の鍼灸師。
国家資格 はり師(148056号)・きゅう師(147820号)
医薬品登録販売者試験 合格

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自律神経失調症
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