3カ月前から眠る際・寝ていて夜中に動悸がして目覚めてしまい来院された60代男性(磐田市)の鍼灸症例

<初診時のカウンセリング>
3ヶ月前から眠る時に動悸がしたり、夜中に動悸で目覚めるようになった。

元々、突発性心室頻脈を持っており、ICD(植込み型除細動器)を入れている為、頻脈がはじまってからすぐに循環器内科を受診したが、特別な異常は見つからなかった。自律神経の乱れとの診断だったが、一向に改善しない。

最近は寝る際に頻脈が起きないか不安になり、睡眠の状態も悪化傾向で睡眠不足でさらに状態が悪くなっていくのではないかと感じている。
現在は退職しており、たまに元職場から単発で仕事を請け負うことはある程度である。現役時代はアメリカと日本を行き来する時に時差から自律神経が乱れて似たような症状になったことはあるがそこまで長引かなかったとのこと。

今回、初めて鍼灸を受ける。

<施術内容と経過>

カウンセリングを行っていて、特別強いストレスが3カ月前にかかっているということはなさそうである。首や背中、胸や脇のこりや違和感の自覚がある為相当緊張状態に体があるようであるため、全身の筋肉を緩め、副交感神経を刺激してリラックス状態に入れるように誘導していく事で改善を目指す。

初回
全身調整と全身をはりで緩めた後、副交感神経を刺激する目的で内臓調整を行った。

2回目(一週間後)
前回の施術後から寝る際の動悸は1回のみまで激減した。不安感はまだあるが動悸の回数が減って、動悸の程度も軽かったため少し安心しているとのこと。全身調整、全身を緩めるはり、内臓調整。

3回目(一週間後)
調子が良かったため、元職場からの依頼で仕事をしたのだが、その仕事をやり終えた後から今度は眠れなくなってしまっている。全身調整、全身を緩めるはり、内臓調整。

4回目(二週間後)
動悸や不安は落ち着いているのだが、睡眠の状態があまり改善しておらず、寝つきが悪く夜中に何度か目覚めてしまう状態とのこと。体が疲れていないことが原因だと考え、運動をして頂くように伝える。全身調整、全身を緩めるはり、内臓調整。

5回目(二週間後)
お伝えした通り運動をした日の夜はぐっすり一晩眠ることが出来た。運動量が落ちると夜中に目覚めやすくなるとのこと。動悸、不安感などは出ていない。

6回目(三週間後)
ずっと調子よく過ごせていたのだが、3日前に夜遅い時間にメールの返信をした夜は眠りの状態が悪くなったが、昨日から普通に眠れている。動悸も感じずに過ごせている。

7回目(一カ月後)
運動量が低下すると眠りが邪魔される程度で、体調良く過ごせている。今回で卒業とする。

<まとめ>
突発性心室頻脈の不安感から動悸が悪化していた症例。

最初はちょっとした頻脈だったと思われるが、突発性心室頻脈の持病があることでより強い恐怖感を抱いてしまい、それによってより強いストレスがかかって自律神経が乱れて動悸がするようになっていったのではないかと思われる症例。

※こちらの記事は症例であり、全ての方に効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。

自律神経の症状改善について詳しく解説していますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。

この症例に興味を持たれた方へ

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院長 佐野 佑介

 

 

 


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