突然の家族の不幸のショックから体調不良になり来院された50代女性(浜松市)の鍼灸症例

<初診時のカウンセリング>
4カ月前に突然家族に不幸があり、そのショックから不眠、食欲不振、不安感などの症状が出るようになり、体重もどんどん減る一方の為何とかしなくてはとのことで来院した。

ご飯が喉を通っていかない感じで、夜もほとんど眠れていない。昼間は後悔の念や自責の念がわいてきて、悶々と色々と考えてしまうのとほかの家族も失うのではないかという不安感でいっぱいになっているとのこと。

今回、初めて鍼灸を受ける。

<施術内容と経過>
強烈な精神的ショックから、自律神経が乱れてしまっているようである。身体も全身かなり緊張してしまっていることから、施術でリラックスしやすい状態にしつつも心理的なアプローチを並行して行っていく事とする。

初回
全身調整と内臓調整を行ってから、背骨と首肩を中心にはりを行って全身のこわばりを緩める施術を行った。自分を責めてしまうことでより辛くなってしまっているようなので、失った家族について考えてしまうのをなるべく少なくするための心理療法を行った。食事に関しては喉に通りにくい時の食事の仕方を指導した。

2回目(一週間後)
前回の施術後から、眠剤を飲んでも全く眠れなかったのが眠れるようになったとのこと。食事も少し食べられるようになっている。昼間に一人になると色々と考えてしまうのと、他の家族が悲しんでいる姿を見て苦しくなってしまっている。心理療法を行う。

3回目(一週間後)
前回の施術後から、強い不安感に襲われることがなくなり、軽い不安感が出たりでなかったりという状態。食事も美味しくはないものの食べることが出来ている。薬を飲みながらではあるが夜も眠れている。

4回目(一週間後)
一週間の間に1日だけではあるが一晩ぐっすり眠れた日があったとのこと。不安感も落ち着いてきている為、運動指導を行った。

5回目(二週間後)
食事もとれている為、体重が徐々に増加傾向になってきたとのこと。家族が眠れていないのを見ると色々考えてしまって辛くなってしまっている為、心理療法。

6回目(二週間後)
食事も睡眠も不安感も落ち着いており、体調は良い状態で過ごせていた。話をしていて若干、無感情になっている感じがある為、次回まで状態が安定していれば一時的に無視してもらっていた勘定の処理を行っていく事とする。

7回目(二週間後)
常態はまずまず安定している。無感情になっていないか自覚を確認したところ、無感情になっていたため封じ込めている感情を引き出して処理する心理セッションを行った。

8回目(三週間後)
前回よりも無感情は改善してきたがそれによって、再び自責の念が強くなっていたため感情を引き出して心理療法を行った。

9回目(一ヶ月後)
体調も良い状態で安定している為、今回で卒業とした。

<まとめ>
心理的ショックが大きく影響して自律神経が乱れていた症例。幼少期に心理的成長を十分に行える環境ではなかったことも影響して必要以上に自分自身を責めてしまったり、周囲の人の苦しみまで背負い込もうとしてストレス過多になっていたため、施術である程度体調が改善してからは心理療法を中心に行っていった。

※こちらの記事は症例であり、全ての方に効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。

自律神経の症状改善について詳しく解説していますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。

4カ月間ほぼ毎日続く原因不明の締め付けられるような頭痛で来院された60代女性(浜松市)の鍼灸症例

<初診時のカウンセリング>
元々時々頭痛持ちではあったのだが、理由はわからないが4カ月前からほぼ毎日眉間、コメカミ、側頭部、後頭部に締め付けられるような頭痛が出るようになり、頭痛外来を受診した。

病院では緊張性頭痛、片頭痛との診断で薬を処方されてはいるのだが、あまり効果がないため来院した。

頭痛が発生するタイミングで肩の痛みや疲労感が強く出るようになり、頭痛がいつ出るのかと不安になりながら毎日過ごしている。睡眠もあまり良くなく、眠れないことが最近多いとのこと。

今回、初めて鍼灸を受ける。

<施術内容と経過>
皮膚の病気がありその薬の副作用の可能性も否定できないが、数年間同じ薬を使っている為急激に頭痛が頻発するにしては薬の量の変化もないため少し考えにくい。症状的には片頭痛の可能性が高いが、頭痛の恐怖から自律神経に悪影響が出て睡眠障害、疲労感などが出始めていると考えられる。

初回
片頭痛に対する施術として首肩こりの改善を行い全身調整と内臓調整を行ってから、睡眠の質を上げる為の栄養指導を行った。

2回目(一週間後)
前回の施術後から、頭痛は出ておらず、首肩こりが気になっているとのこと。頭痛は治まっているのだがまた悪くなるのではないかと不安が強くなってきている為、全身調整と内臓調整に加えて心理療法を行った。

3回目(一週間後)
2回ほど頭痛が出そうな感じにはなったものの、痛みまで出てくることはなく過ごせていた。夜も最近は眠れるようになり、トイレに起きる程度で過ごせている。

4回目(一週間後)
この一週間は頭もすっきりしていて過ごしやすかったとのこと。気分も良くなってきたのか、不安感が減ってきている様子である。

5回目(二週間後)
2週間に施術間隔を広げたのだが、軽い痛みが1回出た程度でそれ以外は問題なく過ごせていたとのこと。睡眠の状態も良く、疲労感はあまり感じることはなくなってきている。

6回目(三週間後)
前回の施術後からは頭痛を感じることもなく過ごせていた。首肩こりが今週に入ってから、若干出てきているとのこと。

7回目(三週間後)
頭痛はごく弱いものを感じる程度で、辛いというレベルのものはなく過ごせていた。首肩こりが出ては自然に軽くなるということを繰り返している。

8回目(一ヶ月後)
頭痛は出ておらず、多少の肩こりは感じるものの自然に良くなり、触診上もそれほどひどい肩こりは出ていない為、今回で卒業とした。

<まとめ>
元々持っていた頭痛が首こりがひどくなったことで悪化し、頭痛が連日続いたことで心理的ストレスとなって自律神経を乱し、更に頭痛を引き起こしやすくしていたという悪循環をしていた症例。

※こちらの記事は症例であり、全ての方に効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。

頭痛の改善について詳しく解説していますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。

パニック障害と診断され、強い不安感の辛さで来院された40代女性(浜松市)の鍼灸症例

<初診時のカウンセリング>
動悸や息苦しさといった自律神経症状はほとんどないのだが、不安感が強く来院した。

病院ではパニック障害との診断ではあるが、薬を飲んでもあまり変化がないのと薬を飲むことに抵抗がある為、飲まずに生活できるようになりたいとのこと。

今回、初めて鍼灸を受ける。

<施術内容と経過>
不安感だけが地味に出続けているようであり、過換気症候群などのパニック発作などはない。起きている間に頻繁に不安感が出ているようである。おそらく全般性不安障害に近いのではないかと思われる。

初回
緊張が強いため、全身調整と内臓調整でリラックス状態になるように施術を行った。カウンセリングから自己開示が苦手なようで、不安感に悩まされていることを家族に伝えられていないとのこと。心理療法。

2回目(一週間後)
前回の施術後から、不安感は比較的落ち着いてきているが、どうしようもなくて苦しいと感じるほどの不安感は出ていない。全身調整と内臓調整、心理療法。

3回目(一週間後)
昼間の不安感はかなり落ち着いているが、夜寝る前に不安感が出やすく、不安感について考えることで眠れなくなっているとのこと。全身調整と内臓調整、心理療法。

4回目(一週間後)
ほとんど、不安感を感じることなく過ごすことが出来ていた。前回の施術後からは、夜もぐっすり眠れるようになった。
全身調整と内臓調整、心理療法。

5回目(10日後)
2週間の予定であったが、生理がはじまってから不安感が出始めたため早目に来院。全身調整と内臓調整。

6回目(三週間後)
不安感はなく安定して過ごせている。人とたくさん話すと喉が詰まる感じがするとのことで、呼吸過多で会話をしている可能性が高いため会話時の呼吸の方法について指導。

7回目(一ヶ月後)
生理前後で若干の気分の落ち込みはあったが、不安感という感じのものではなく、全体としては元気に過ごせていた。今回で卒業とした。

<まとめ>
感情障害が主体となった症例。通常は動悸や息苦しさ、喉のつまりから不安感を感じることが多いが、不安感が症状の主体で他の自律神経症状がほとんど出ていない珍しい症例。

心理療法を行って自己開示が出来るようになってきたぐらいから、メンタル的にも安定してきた感じがあり、首こり、睡眠、ストレスコントロール、呼吸に問題が多くあったようである。

※こちらの記事は症例であり、全ての方に効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。

パニック障害の改善について詳しく解説していますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。

身内の不幸が重なったストレスから、運転中のパニック発作で来院された30代男性(浜松市)の鍼灸症例

<初診時のカウンセリング>
一年ぐらい前に身内の不幸が重なったストレスから過呼吸発作を起こした。その後、体調不良が続いていたため一ヶ月ほど仕事を休んで、働ける程度には回復して過ごしていたのだが、ここ一ヶ月ぐらい前から運転中に喉に違和感が出て、手足の発汗、動悸、胸が締め付けられる、過呼吸といった発作が出るようになった。

仕事がトラックドライバーである為、このままだとまた働けなくなると思い来院した。

病院では自律神経失調症のようなパニック障害のようなという濁された感じでの診断しか受けていないが、薬を飲んでもそれほど回復しない。

運転以外にも痛みを感じるとそこからパニック発作が誘発されるようで、元々持っている背中から腰に掛けてのこりからくる痛みで過呼吸を起こしてしまう。

過呼吸発作を起こした後は体調不良が続いている。

<施術内容と経過>
症状が過呼吸(過換気症候群)に偏っている為、過呼吸発作で発生してしまった全身残りを緩めることと、正しい呼吸法をしっかりと指導することをメインに据えて行っていく。

初回
全身調整、内臓調整を行って痛みから誘発されるパニック発作が出にくいように施術を行った。過呼吸のメカニズム、呼吸法の指導を行った。

2回目(一週間後)
前回の施術後3日ぐらいまでは、まだ体調不良が続いていたのだが、4日目以降からは運転していても全く平気になり、背中の痛みもほとんど感じなくなったとのこと。呼吸の方法が大幅に改善しており、あまり問題が手てこない感じがあったため、通常のパターンよりも早いが2週間様子を見てみる。全身調整と内臓調整。

3回目(二週間後)
発作が起こる前の予兆をたまに感じることはあったが呼吸法を行えばコントロールできている為問題なく過ごせているとのこと。2週間何ともなく過ごせていたことで自信もついている為、
今回で卒業とした。

<まとめ>
呼吸がメインでパニック発作を引き起こしていた症例。

通常は呼吸を指導しても、なかなか慣れるまで継続できないのだがこの症例では、かなり努力していたおかげで、呼吸法の上達が非常に早く過去最速の改善症例となった。肉体的な問題が思ったよりも複雑なダメージを受けていなかったということと、元々家族の不幸をきっかけに食事、運動、睡眠などにもかなり気を付けて基本的な生活習慣が整っていた為ことが大きいと思われる。

※こちらの記事は症例であり、全ての方に効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。

パニック障害の改善について詳しく解説していますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。

仕事のストレスから不定愁訴と動悸、息苦しい、手の震え、不安感で来院された30代男性(浜松市)の鍼灸症例

<初診時のカウンセリング>
動悸は2年前から疲れた時や寝不足などに感じることはあったが、動悸、息苦しい、手の震え、不安感などが出るようになった。仕事のストレスから閉鎖空間や一人でいたり、運転中などにこれらの症状が悪化する。

体調の異変に気が付いて現在は仕事をやめて療養中ではあるが思ったように回復せず、日常生活でも疲労感やだるさ、やる気の低下などの不定愁訴が出ている。

精神科で、ストレス性障害との診断を受けている。

自動車の運転が出来ない為行動範囲が狭まってしまい、このまま治るか不安で、仕事も復帰できるのかと色々悩んでいる。

今回、初めて鍼灸を受ける。

<施術内容と経過>
通常ストレス性障害はストレスの原因が取り除かれたり、休日になると体調が改善するといわれているが、仕事をやめて療養中にもかかわらず体調不良が継続している為、自律神経が正常に機能していない状態が常態化しているようである。運転できないなどパニック障害にみられる症状もあるが、自律神経を整えていく事で改善されていくのではないかと思われる。

初回
呼吸がかなり乱れている為、全身調整と内臓調整で呼吸筋周辺の筋肉を緩めたうえで、呼吸法を伝える。性格的にこだわりが強いため、カウンセリング中心に行っていく。

2回目(一週間後)
動悸、不安感、息苦しさなどは出てはいるが、全体的に症状が弱くなってかなり過ごしやすかったとのこと。カウンセリングをしていると実家の家族との人間関係にもストレスがあるようである。全身調整と内臓調整。

3回目(一週間後)
閉鎖空間、運転などのストレスを加えることはなかったのだが、日常生活では不安になったり、動悸、息苦しさは感じることがなかった。ネガティブな思考にもなりにくくなってきている。全身調整と内臓調整。

4回目(一週間後)
奥さんが助手席にいる状態で、すいている道路であれば多少の緊張感は発生するもののパニック発作が出ることなく運転が出来たとのこと。全身調整と内臓調整。

5回目(二週間後)
途中で実家の両親と喧嘩することがあったが、怒りの感情が暴走している感じはあるが体調そのものが悪くなっている感じはなく過ごせている。渋滞しているところも運転できた。全身調整と内臓調整。

6回目(三週間後)
体調は良く過ごせており、運転もできている。高速道路などは乗っていない為わからない。来月引っ越し予定とのこと。

7回目(一ヶ月後)
まだ、一人で自由にどこにでも行けるという状態ではないが、日常生活上は不便ない程度まで運転もできている。引っ越しで遠方に行くため、今回で卒業とした。

<まとめ>
運転できないなどのパニック障害の克服には、暴露療法(繰り返し苦手なものに接触する)をしていく必要があり、運転しなくても生活できてしまうとなかなか練習をしてもらえないのだが、奥さんがとても協力的で、比較的早い段階から暴露療法を積極的に行えたことで、スムーズな改善につながった。

ここまで改善していると、あとは地道に適正な刺激量の暴露療法を行っていけば元通りの水準まで改善していく事が可能だと思われる。

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パニック障害の改善について詳しく解説していますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。

一ヶ月以上続く、不安感・心配性・気持ち悪さで来院された20代男性(浜松市)の鍼灸症例

<初診時のカウンセリング>
一ヶ月以上前から、不安感が強くなりはじめ、次第になんでも心配するようになり不安感や心配な感情が強くなると気持ち悪くなるということを繰り返している。

気分の落ち込みとかはないため、どうしていいのかわからないと来院した。

今回、初めて鍼灸を受ける。

<施術内容と経過>
カウンセリングをさせて頂いたところ、環境の大きな変化はなく、職場の人間関係、プライベートでの人間関係にも特別問題がないことから、心理的な問題ではなくて肉体的な問題から不安感、心配傾向が出ていると判断した。心理療法は行わない。

初回
全身調整で全身を緩めたうえで、脳へ血液を送る首を通る血管の周辺の筋肉を緩める施術を行った。施術後は来院時にあった不安感と気持ち悪さは消失した。

2回目(一週間後)
日常生活の中での不安感は消失したが、仕事中だけ若干の不安感を感じることがあるが、それほど強い不安感ではないとのこと。心配で頭がいっぱいになることはなくなり、気持ち悪さも出ていない。

3回目(二週間後)
不安感も全くでなくなり、元気に過ごせているとのこと。すっかり普段通りの生活に戻れている為、今回で卒業とした。

<まとめ>
首こりから脳への血流が低下し、自律神経の機能が低下したことで不安感、心配になって気持ち悪くなるという症状が出ていた症例。

首がなぜこったのかは特定できていないが、2週間間をあけても首こりが再び強くなっていなかったため、首こりを引き起こした何らかの心理/身体的ストレスはすでに解消されていると判断した。

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嘔吐恐怖症と気持ち悪くなるのではという予期不安によるパニック障害で来院された中3女子(磐田市)の鍼灸症例

<初診時のカウンセリング>
小学生の時に一度、胃腸炎になって嘔吐下痢になったのをきっかけに、嘔吐恐怖症のような症状が出ていたのだが、その時は自然に緩解した。

最近になって再び気持ち悪くなって不安感でパニックになるとのことで来院。

病院での診断ではパニック障害といわれている。

実際に嘔吐する事はないのだが、気持ち悪くなりやすい状態が続いており、ほぼ毎日気持ち悪さが出ている状態。いつ気持ち悪くなるのかわからないので、怖くて学校へ行けていない。

今回、初めて鍼灸を受ける。

<施術内容と経過>
純粋なパニック障害とは病状が異なるが、嘔吐恐怖症もセロトニンとの因果関係が示唆されている為、まずはパニック障害と同じ方針で施術を行っていきながら、適時必要な処置を追加していく。

初回
全身調整と内臓調整を行って全身の筋肉を緩めた。背骨を支えている筋肉が固く、背骨の動きが悪くなっている為背骨に対してもはりを行って動きを出していく。

2回目(一週間後)
前回の施術後から、気持ち悪さそのものは出るが持続時間が1時間以内で全体的に軽めの気持ち悪さになってきたとのこと。ただ、強い気持ち悪さの時はパニックになってしまう。全身調整、内臓調整、背骨に対するアプローチ。

3回目(一週間後)
今日の昼の食後に軽い気持ち悪さ出たが、それ以外では気持ち悪くなることもなく過ごせていた。姿勢が猫背になると不安感が増強しやすいことが分かったため、気持ち悪くなった時の姿勢を指導。全身調整、内臓調整、背骨に対するアプローチ。

4回目(一週間後)
一度だけ、父親が飲み会で夜家にいないという状況になった時に、過去に同じ状況で気持ち悪さが出たため連想して思い出し、気持ち悪さが出たとのこと。全身調整、内臓調整、背骨に対するアプローチ。

5回目(一週間後)
5分間という凄く短時間の気持ち悪さが出ている程度で、後は元気に過ごせていた。。

6回目(二週間後)
学校へも通えるようになり、気持ち悪さも出ずに過ごせている。

7回目(二週間後)
調子よく過ごせており、気持ち悪さも出ていない。

8回目(一ヶ月後)
問題なく過ごせていたため、今回で卒業とはした。本人の希望で自信が持てるまで、メンテナンスを受けたいとのこと。

<まとめ>
気持ち悪さが引き金となって不安感、パニックといった嘔吐恐怖症のパターンではあるが、気持ち悪さという引き金を解除出来たことで改善に至った症例。

現在はメンテナンスも終了しているのだが、運動を始めたことで食欲もでて気持ち悪くなる感覚がほとんどなくなったことが最後の自信につながったようである。

こういった自律神経が絡む疾患は、施術だけでなく生活習慣を含めた全体のバランスが重要だということを改めて感じた症例。

※こちらの記事は症例であり、全ての方に効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。

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職場にいると恐怖感が強くなりパニックになる症状で来院された20代女性(浜松市)の鍼灸症例

<初診時のカウンセリング>
職場に行くと自分でも理由はわからないのだが、不安感と恐怖感を感じてひどくなるとパニックを起こして震えてしまうとのことで来院。

もともとてんかんを持っており、てんかん発作の前後で感情が不安定になるような感じはあるのだが、現在はてんかん発作の有無にかかわらず、職場に行くと不安と恐怖が強くなってしまうとのこと。

今回、初めて鍼灸を受ける。

<施術内容と経過>
症状的には日常的に脳内のセロトニンが不足しがちになっていて、ストレスがかかる場所(この場合は職場)にいくと脳内のセロトニン不足で感情を安定状態に保つことができなくなり、不安感、恐怖感を感じているのではないかと思われる。身体的には脳への血流増加と脳の興奮を鎮める施術を中心に行っていく事とする。

初回
全身調整と脳への血流改善を目的に首周辺のこりに対してはりを行った。脳が全体的に興奮している為、脳の興奮を鎮める施術を追加。来院時にあった不安感は消失した。

2回目(一週間後)
前回の施術後から、職場で震えが出ることはあるものの依然と比べて不安感や恐怖感の程度が下がっているとのこと。全身調整、首こり改善、興奮の鎮静化。

3回目(一週間後)
今週は一度もパニックを起こすことがなく、不安がよぎってもうまくやり過ごすことが出来ていた。全身調整、首こり改善、興奮の鎮静化。

4回目(一週間後)
途中一回てんかん発作が起き、その後から不眠になってしまい、それが影響して、職場に行くと午前中だけ不安感が強い状態になっている。全身調整、首こり改善、興奮の鎮静化。

5回目(二週間後)
一週間以上体調が良かったのだが、職場でトラブルが発生し、そのストレスから感情が乱れて調子が崩れてきてしまっているとのこと。心理療法を追加。

6回目(二週間後)
何とか職場の問題は解決されたようではあるものの、結局転職することにしたとのこと。

7回目(一カ月後)
新しい職場で働き始めたが、不安感、恐怖感などの体調は良い状態が維持できているとのこと。退職の際に嫌味を言われてその時から首こりだけが残っている。

8回目(一ヶ月後)
生理前にだけ若干感情が不安定になることがあったが、それ以外は調子よく過ごせていた。

9回目(一ヶ月後)
元気に過ごせていたため、今回で卒業とした。

<まとめ>
肉体的な緊張、環境的な問題などが大きく影響してパニック障害or社会不安障害の症状が出ていた症例。

肉体の力が改善することで、今まで意見を言えなかった人が意見を言えるようになり、職場などで意見を言ってぶつかるというようなことは良く発生するため、そういった変化が出たのではないかと思われる。

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母親を亡くして心の整理がつきだしたぐらいからパニック障害を発症した40代女性(磐田市)の鍼灸症例

<初診時のカウンセリング>
6年前に突然母親がなくなり、その後処理なども含めて心理的にも整理がついてきた5年前ぐらいから不安感、息苦しさ、過呼吸、動悸などが出るようになり、心療内科で薬をもらって何とかやり過ごしてはいる。

しかし、最近になって仕事を家の事情で休んでいたところ症状が強く出るようになってきたことと、薬を5年も飲み続けており出来ることなら薬をやめたいとのことで来院した。

仕事をしている最中など気が紛れていればパニック発作を起こすことはないのだが、家で一人になったりすると不安感が襲ってくる。

今回、初めて鍼灸を受ける。

<施術内容と経過>
気が紛れていれば症状は出にくいとのことなので、一人になって頭の中で色々と考えているときに不安感、息苦しさ、過呼吸、動悸が出ているようなので、肉体的なアプローチだけではなく心理療法も一緒に行っていく必要がある。

初回
全身調整行い全身の筋肉を緩めてから、心理療法を行った。

2回目(一週間後)
今週から仕事へ復帰したこともあり、1日の中で一人になって不安感を感じている時間がかなり少なくなって過ごせていた。全身調整と心理療法。

3回目(二週間後)
途中首のこりがひどくなってきたぐらいから、不安感を感じる頻度が増えてきたが、首こりが出る前までは家で一人でいても不安感に襲われることはなかった。全身調整と心理療法。

4回目(二週間後)
今回は特別問題なく過ごせており、不安感、息苦しさ、過呼吸、動悸を感じることはなく過ごせていた。

5回目(二週間後)
仕事とプライベートとやることが多くてすべてこなそうと頑張りすぎてから首こりがひどくなり頭痛までしている。パニック発作は落ち着いており一過性の首こりだと思われる。

6回目(一カ月後)
薬も飲まずに過ごせており、体調も良いため今回で卒業とした。

<まとめ>
パニック障害はある程度の期間が経過すると、自分でどのように薬を使って対処すればよいのかがわかってくるため、地味に体調が悪い状態のまま薬でうまくごまかしながら生活できてしまう方も多いのだが、もともと頓服のみしか服薬していなかったこともあり、比較的短期間で改善が出来た症例。

頓服薬や安定剤を長期間服薬し続けた場合の脳へ影響というのはよくわかっていないことと、不安障害の症状を繰り返す回数や期間が長いほど認知症の発症リスクがあがるとのデータもある為、なるべく早期の対応が望まれる。

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乳がんの治療ストレスから動悸、不安感などのパニック障害を発症した30代女性(浜松市)の鍼灸症例

<初診時のカウンセリング>
昨年に乳がんが見つかり、手術と抗がん剤治療、放射線治療を受けているのだが、ここ一ヶ月ぐらい息苦しさ、胸の痛み、動悸、食欲不振、不安感といったパニック障害症状が出るようになり来院した。

来院時は抗がん剤のクールの間で、抗がん剤による気持ち悪さなどは出ていない。

共同経営で事業も行っている為、抗がん剤の影響で動けないとかでない限りは働きたいのだが、ほとんど仕事が出来ていない状態とのこと。

今回、初めて鍼灸を受ける。

<施術内容と経過>
カウンセリングではがんになったことによるショックは受け入れられているように感じられ、思い悩んでいるという感じではない。がんの治療による身体的な苦痛が強いストレスとなり、パニック障害を発症したのではないかと思われる為、肉体的な状態の改善が重要だと思われる。

初回
全身調整と内臓調整を行い全身のこりと緊張状態を解除してリラックスしやすい状態を目的とした施術を行った。

2回目(一週間後)
前回の施術後から、食欲が戻ってきて不安感に襲われることがなくなったが、動悸など他の症状は残っている。同じく全身調整と内臓調整を行った。

3回目(一週間後)
息苦しさ、動悸、胸の痛みも減って、体調が良くなってきた為、短時間ではあるが仕事をしてくることが出来たとのこと。ただ久しぶりに働いて肩こりがひどくなったとのこと。全身調整と内臓調整。

4回目(一週間後)
全体的にかなり良いのだが、右の胸の痛みだけが残っている。患部に筋肉の緊張は見られない為、痛みの認識を解除する施術を追加したところ痛みは消失。全身調整と内臓調整。

5回目(一週間後)
胸の痛みは時々出るが、前ほど頻繁でもなくすぐに消えてしまう感じで、痛みの程度も軽い。仕事をしすぎて背中が張っている。

6回目(二週間後)
二週間間をあけてみたが、その間に胸の痛みはほとんど感じることがなくなったとのこと。来院当初に訴えていた症状はほぼ改善した。

7回目(二週間後)
再び抗がん剤投与がはじまり、その影響による体調不良はあるが息苦しさ、胸の痛み、動悸、食欲不振、不安感は一切出ていない。

8回目(一カ月後)
抗がん剤投与も終わり、体調良く過ごせていたとのこと。

9回目(一ヶ月後)
軽い肩こりが出る程度で元気に過ごせていたため、今回で卒業とした。

<まとめ>
がんの治療途中の方というのは時々診させて頂く事があるのだが、ほとんどの方がメンタル的に沈み込んでいることが多いのだが、気持ちを強く持っていらっしゃったため、心理療法は必要なかった症例。

手術、抗がん剤、放射線治療というのは、賛否両論あるががんにおいては命に直結する疾患の為、自分で治療を選択することが凄く大切になるが、肉体的なダメージは確実に受けてしまうので、そういったサポートが出来るのはとてもありがたい事である。

※こちらの記事は症例であり、全ての方に効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。

パニック障害の改善について詳しく解説していますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。