急に悪化した片頭痛(脈打つ)で来院した30代男性(浜松市)の鍼灸症例

<初診時のカウンセリング>

中学2年生の時からこめかみの辺りに拍動生の頭痛(脈打つような頭痛)があり、学生の間は月に1回程度の頻度の頭痛あったのでほとんど気にしなかったのだが、社会人になってから徐々に頭痛が出やすくなり、現在は週に3回、先月からは急に頻度が増して、ほぼ毎日頭痛薬を飲んでいる状態。

頭痛外来を受診したが、予防薬上手に付き合っていくしかないと言われただけで、改善するならと当院のホームページを見て来院した。

鍼灸院は初めての受診。

頭痛 30代 男性 会社員(設計) 浜松市

<施術内容と経過>

典型的な片頭痛症状であり、仕事が忙しいなど”肩こりの悪化”に比例して頭痛頻度が増している。触診すると首はガチガチに緊張しており、特に片頭痛と関係が深い深いところの筋肉の緊張が著しいため肩首こり改善を行なっていくこととした。

この方の場合、仕事が多忙な上に頭痛と普段から考えがまとまらないなどの症状も出て来ていて、余計に仕事が片付かないからストレスがたまるという悪循環に陥っていました。

肩こりの改善が進むことで、仕事を能率よく片付けられるようになり、ストレスに対する心理療法は特別施すことなく8回の施術で卒業となりました。

 

<まとめ>

現代社会においては、ストレスが関係していない症例を見つける方が難しいが、身体的な問題からストレスに対する耐性が低下して本来であれば処理できる仕事量もこなせなくなってそれがストレスになるという循環もあり、必ずしも不健全な思考パターンに支配されているわけではないこともある症例でした。

※こちらの記事は症例であり、全ての方に効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。

頭痛の改善について詳しく解説していますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。

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