<初診時のカウンセリング>
中学生の時から肩こりを自覚していて、高校生の時にはマッサージを定期的に受けるほどひどい肩こり症で、社会人になってから肩こりから吐き気を伴った頭痛が出るようになり、このところ毎日のように頭痛がしていて薬も効かなくなってきてしまったため、友人の紹介で来院。
鍼灸院は初めて受診する。
<施術内容と経過>
肩こりがひどい人の中には一時的に自律神経が乱れて吐き気を訴えられる人が多い。肩周囲を触ると熱感が強く、のぼせたような感じになり、手足は冷えている状態になっていた。
のぼせている原因が、細かな作業で頭を使いすぎて脳がパニックを起こしていることにあり、話を聞いていくと寝ても疲れがなかなか取れていないとのこと。
脳の神経の異常興奮を鎮める処置を行ったところ、楽になったといわれる。
3回施術を行ったあたりで、仕事が忙しい日を除いてはほとんど頭痛が出なくなり、肩こりも感じるが、以前と比べると辛いと感じるレベルではなくなったと報告を受ける。
8回施術を行ったところで、頭痛も肩こりの自覚もほとんどなくなり、肩周りの熱感が無くなってのぼせたような感じもなくなったため卒業とした。
<まとめ>
体質的にのぼせやすい体質(自律神経が乱れて体温管理が苦手)のところに、精神労働をされている為、余計にひどくなっていた症例。
中学生ぐらいで頭痛で来院される人の方のなかにこの方と同じ体質の方が多く、学生時代からかなりきつかったのではないかと思われる。
※こちらの記事は症例であり、全ての方に効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。
頭痛の改善について詳しく解説していますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。