4カ月前の子宮内膜症の手術後から肩こりが悪化して来院された30代女性(浜松市)の鍼灸症例

<初診時のカウンセリング>
3~4年ぐらい前から肩こりが強くなり始めてはいたのだが、4カ月前に子宮内膜症の手術を受け、その後から急激に肩こりが強くなって、常に首筋から肩にかけて筋肉が引っ張られているような、ひきつれるような感じがするとのことで来院。

痛みもあり、重苦しい感じがずっとあるのが辛いとのこと。

<施術内容と経過>
手術との因果関係がイマイチはっきりしないが、触診上では首から肩にかけてのこりが強く腰や骨盤周りの筋肉の異常な緊張が見られなかったことから、頸椎周辺の問題からひどい肩こりが発生しているのではないかと思われる。

初回
全身調整を行ったところ首周りの筋肉は緩んだが、一部奥の方に固さが残っている為、そこにはりを行った。施術後は重さは残っているが、痛みはなくなり、引っ張られているような感じも軽くなったとのこと。

2回目(一週間後)
前回の施術後から3日間は割と楽に過ごせていたが徐々に辛さが戻ってきている感じがあるとのこと。触診していると一部筋膜が傷ついた跡が残っているのを確認したためお灸を行った。全身調整と首の奥の固い部分にはりを行った。

3回目(一週間後)
前回の施術の翌日から右肩にだけ残った。それ以外の体調が良かったため少し遠出して歩いたのだが、歩き過ぎで腰やふくらはぎがはりはじめ、腰からの影響で方が引っ張られてこりが強くなっている。腰やふくらはぎの緊張を緩めた後、全身調整と首の奥の固い部分にはりを行った。筋膜の傷にお灸。

4回目(一週間後)
前回の施術後は比較的調子よく過ごせている。左肩に若干痛みを感じてはいるが凄く辛いということもない。全身調整と首の奥の固い部分にはりを行った。

5回目(二週間後)
二週間間をあけてみたが、日常生活で肩がつらいと感じることはほとんどなく過ごせていたとのこと。指で押さえたり、意識を集中すれば引っ張られているような感じが感じられる程度で過ごせている。

6回目(二週間後)
自覚的にはかなり楽に過ごせているのだが、筋膜の傷がまだ完全にくっついていない為、動作分析をすると若干動きに違和感が残っている。筋肉が緩んだことで全体的に筋肉の緊張のバランスに変化が出てきている感じがある。

7回目(二週間後)
左肩の筋肉が緊張して再び引っ張られるような感覚が出てきている。

8回目(二週間後)
肩の痛みは治まってきたのだが、今度は右手の小指に腱鞘炎のような痛みが出ている。肩甲骨周辺の筋肉を緩めると指の痛みは消失した。

9回目(二週間後)
一部だけ肩の筋にこり感が残っているのだが、反対側から引っ張られている感じがある為、コリを訴えられる部分と逆の筋肉を緩める。

10回目(三週間後)
今回はかなり楽に過ごせており、触診上も筋肉の緊張のアンバランスは見当たらなかった。

11回目(一ヶ月後)
一ヶ月間をあけたが問題なく元気に過ごせていた。今回で卒業とした。

<まとめ>
当初の見立てよりもかなり複雑だった肩こりの症例。

最初の見立てでは首からくる肩こり都の見立てを立てたのだが、首の状態が改善してくるにしたがって肩甲骨を中心に筋肉の緊張にアンバランスがあることがわかってきた症例。
途中経過が良い時期があったのだが、筋肉の緊張のアンバランスが徐々に問題を引き起こす可能性が高かっため2週間ペースをキープして施術を行ったのが功を奏した。

自覚症状だけで判断せず、身体の状態と自覚症状との因果関係をしっかりと関連付けて考えることが大切だと改めて学ばせて頂いた症例。

※こちらの記事は症例であり、全ての方に効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。

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院長 佐野 佑介

 

 

 


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