不倫・浮気・嘘をつくクズ男に惹かれてしまう女性の心理

不倫・浮気・嘘をつくクズ男に惹かれてしまう女性の心理

結論:女性の目には優しく、一途で誠実な男性よりも、魅力的に見える本能的な理由があるから

自律神経の悩みや不安障害になって来院される女性の方の中には、パートナーや男性に振り回されたことによるストレスから体調不良になってしまった方が少なくありません。

男性の行動を聞いていると、「なぜそんなクズ男にハマったのか・・・」と思いたくなってしまうこともありますが、優しく、一途で誠実な男性よりも、女性には魅力的に見えてしまう本能的な理由が存在します。

今回はその男やめておいた方が良いというようなクズ男に女性が惹かれてしまう理由について考察していきたいと思います。

ダークトライアドの特性を持つ男性はモテる

ダークトライアドとはナルシスト、マキャベリスト、サイコパスの3つの性質の総称です。

心理学においてダークトライアドの特性を持つ男性はモテることが知られています。

それぞれの特徴については検索して調べていただければと思いますが、簡単にいうと自己中心的で、共感性が低く、人を操作するなど、冷静に考えるとあまり関わりたくない特性を持っています。

しかし、巧みにその特性を隠しながら親しくなり、気がつくとハマっているという状態になっている方が非常に多いです。

長期間一緒に生活をしていると、メンタル的にボロボロにされる方も多いのですが、特に女性の目には魅力的に見えてしまうことが多くあります。

なぜ魅力的に見えてしまうのか?

ダークトライアドの性質を持つ男性は巧妙に人を騙したり、利用することに長けているため、ビジネスで成功しやすかったり、自信があって頼り甲斐があるように見えることが多いです。

また、共感性に乏しいことから異性に迷惑になるのではないか?といった感覚が乏しく、口説き落とすためなら思ってもいないことでも躊躇なく、口にすることに一切の抵抗がありません。

恋愛においては愛情をうまく口にできない控えめな男性よりも、思ってもない愛情を口にする男性の方が、女性側からすれば猛烈なアプローチを受けているように感じられます。

その結果、複数いるアプローチ相手の一人だとも知らずに、女性側はそこまで思ってくれるならとアプローチを受けいれやすくなります。

しかし、同時に複数の女性にこのようなアプローチをなんの罪悪感もなく行い、付き合ったり、結婚していたとしても異性へのアプローチを辞めることはありません。なぜなら、共感性が低いため、「悪い」という感覚がないためです。

こういったタイプの男性は、より多くの女性と肉体関係に持ち込むことが得意なため、より多くの遺伝子を残そうとするという生物の本能と非常にマッチした特性となります。

ダークトライアドの性質を持つ子供を持つことの利点

生物の目的は遺伝子の継承です。

そのため、ダークトライアドの性質を持つ男性の子供に女性の遺伝子を載せることができれば、その子供が女性の遺伝子をばら撒いていくことになり、遺伝子がより多く残されやすくなることになります。

浮気性のクズ男に魅力を感じてしまうのは、生物の遺伝子の継承という目的から考えると、効率的な戦略になるからです。

そのため、ダークトライアドの性質を持つ男性に魅力を感じ、その子供を欲するという本能的な行動が起こりやすいのです。

現実社会ではダークトライアドの性質を持つ男性と関わることで、メンタル的にボロボロにされることが多くなりますが、生物としてはそういった男性の性質を持つ子供を持つ方が遺伝子の継承という実利的な利点が存在するのです。

優しく、一途、誠実な男性は遺伝子をばらまけない

優しくて一途で誠実な男性というのは、子育てを一緒に行うパートナーとしては最適ですが、遺伝子をより多く残すという点においては特定のパートナーしか持とうとしないため、少ない遺伝子しか残せない不利な性質です。

そのため、女性の遺伝子をより多く残そうという生物としての戦略としては魅力を感じにくい男性ととなります。

長期的に幸せなパートナーシップということで言えば、魅力を感じにくい男性をパートナーとして選ぶ方が良いことにはなりますが、恋愛の楽しさでいえば、ダークトライアドの男性と付き合う方が圧倒的にドキドキさせてくれて楽しいのです。

本能に抗うのは大変

本能は感情に働きかけてきます。

そのため、どんな酷いことをされたとしても、その遺伝子を手に入れろ!という本能からの命令に抗うのは簡単なことではありません。

こんなにたくさん酷いことをされているのに、離れることができない、まだ彼のことが好きという感情が消えないという方は多いです。

恋愛感情は3大欲求の一つである性欲を基盤とした感情のため、メンタル的にボロボロになってもなかなか離れることが難しいのが正直なところです。

物理的距離をとって関わらないようにしていくことで、感情が次第に落ち着き冷静な状態へと戻っていきますが、物理的距離をとった時に強い苦痛を伴います。

まとめ

女性が不倫・浮気・嘘をつくなどのクズ男にハマってしまうのは、生物としてその遺伝子を持った子供を持つことが遺伝子を残すという点において有利な戦略になるからです。

本能の強い部分に働きかけられてしまうため、変な男性に捕まってしまったと自分を責める必要はありません。

あなた個人の幸せという観点から考えると、ダークトライアドの性質を持つ男性とは関わらないようにすることがいちばんの解決策になります。

物理的に距離を持ち連絡を取らないことを徹底することが大切です。

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遠方で来院が難しいけれど、カウンセリングを受けたいという方はオンラインカウンセリングをご利用ください。

心身堂鍼灸院院長
この記事を書いた人
鍼灸師 佐野 佑介

静岡県浜松市中央区和地山で自律神経・メンタル専門のはりを刺さない心身堂鍼灸院を開業。
自身も26歳の時にパニック障害から自律神経症状に苦しんだ経験を持つ。
パニック障害、広場恐怖症、うつ病などの精神疾患領域と起立性調節障害、機能性ディスペプシア、眩暈などの自律神経疾患の専門の鍼灸師。
国家資格 はり師(148056号)・きゅう師(147820号)
医薬品登録販売者試験 合格

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心理・脳科学
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