社交不安障害・社会不安障害・対人恐怖症・あがり症

社交不安障害

社会不安障害のこんな症状でお悩みではありませんか?

  • 人前で話をする時に強い不安感、恐怖感に襲われる。
  • 緊張しすぎて顔が赤くなってしまう。
  • 人の視線がひどく気になる
  • 人を乗せて運転するとめまいや動悸がする
  • 人前で字を書こうとすると手が震えて字が書けない
  • 人前で話をしようとすると緊張や不安で声が震える・うまく発言が出来ない
  • 外食をしようとすると喉がつまって飲み込めなくなる。
  • プレゼンしていて心臓がドキドキしてきてしまう

社会不安障害は改善が可能な疾患

ご訪問ありがとうございます。心身堂鍼灸院の佐野です。あなたは上記の項目いくつ当てはまったでしょうか?

人前で話をしたり字を書いたりという場面である程度緊張してしまうのは、誰にでもある正常な反応です。

しかし、社会不安障害の方は通常の人よりも強く、緊張や恐怖、ふるえ、心臓の鼓動が早くなる、顔が赤くなるなどの自律神経反応が現れて、その場面を次第に避けるようになっていってしまい、さらに緊張しやすく、不安感や恐怖感が強くなり、行動範囲が狭まっていくという悪循環を繰り返す疾患です。

社会不安障害は、恐怖や不安を鎮めるためのセロトニンの不足扁桃体が反応しやすい(前頭前野の抑制が機能しずらい)ことが原因で発症すると考えられています。

扁桃体

不安の原因となるセロトニン不足の改善と扁桃体が正しく機能するように再学習を行うことを繰り返していく事で、社会不安障害も克服していく事が可能な病気です。

当院では社会不安障害の身体的な原因の解消と心理的な原因のケアの両面からアプローチして、社会不安障害に悩まされない心と身体づくりをご提案しています。社会不安障害の克服を私と一緒に頑張っていきましょう。

社交不安障害の改善に取り組まれた方の声

※個人の感想であり、効果には個人差があります。
社交不安障害患者さんの声

54才 男
あがり症
朝礼での読み合わせの日が不安であったが、
徐々に不安が少なくなり、上がる頻度が減った。
話を聞いていただいた事も気が楽になった。

社会不安障害の改善の二つのポイント

社会不安障害の克服は脳内のセロトニン量を増やすこと、扁桃体が反応しすぎないように再学習を行うこと、この二つのポイントが大切になります。

不安や恐怖、緊張を抑える為に必要な神経伝達物質であるセロトニンが不足すると、不安障害(社会不安障害、全般性不安障害、パニック障害など)が引き起こされると考えられています。

セロトニン

社会不安障害はセロトニン不足が解消されるだけで症状が改善する方もいますが、ほとんどの方は多少緊張がマシになる程度にとどまります。

なぜなら、社会不安障害の本質的な問題は不安や恐怖、緊張のを作り出す扁桃体の働きを抑制する前頭前野や前頭眼窩があまり働いていないことがわかっており、根本的な改善には前頭前野や前頭眼窩を使うトレーニングが必要になるからです。

前頭前野・前頭眼窩

前頭前野や前頭眼窩を鍛える方法として、暴露(ばくろ:エクスポージャー)療法(緊張、不安の原因になる刺激に触れること)が有効とされていますが、単に緊張する場面に何度も繰り返し暴露すればよいわけではありません。

インターネットで暴露療法が有効だと知って、自分で何度も頑張ってみたけど、やっぱり駄目だったと来院されますが、話を聞くとやり方が間違っていることがほとんどです

社会不安障害の克服には脳内のセロトニン不足を改善しつつ、前頭前野や前頭眼窩の働きを正しくトレーニングによって正常にしていくことが大切です。

当院の社会不安障害改善のアプローチ

当院が行っている社会不安障害改善のアプローチについてご紹介させて頂きます。

ステップ1 セロトニンの量を増やす

社会不安障害の症状は元々は性格の問題と考えられていました。

しかし、パニック障害で使われるSSRIというセロトニンの分解を邪魔して脳内のセロトニンを増やす薬を使うと、一時的に症状が緩和されることがわかり、脳内のセロトニン不足が影響していると考えられるようになりました。

SSRIは副作用として吐き気、嘔吐、下痢、便秘、眠気、めまい、頭痛、不安、イライラ、勃起障害などがあり、長期間服薬した場合には適切な減薬を行っていかないと離脱症状が現れる薬です。

薬のみの治療では、薬に依存した生活になってしまい、症状自体は抑えられても不安で常に薬を持ち歩く生活になることが精神医学の世界でも問題視されています。

当院では薬ではなく鍼灸や栄養療法、運動療法など、自然にセロトニン量を増やすアプローチを行っています。

内臓とセロトニン

ステップ2 扁桃体が過敏に反応しないように訓練する

脳内のセロトニン量が増えることで不安、恐怖、緊張は出にくくなるものの、扁桃体が過敏に反応してしまう状態は維持されています。

その為、扁桃体の反応を抑制する前頭前野や前頭眼窩を鍛える訓練を行っていくことが必要となります。

社会不安障害の根本的な克服は前頭前野、前頭眼窩を使えるようになって、扁桃体の過敏な反応をコントロール出来るようになることにあります。

訓練は実際に不安や恐怖、緊張を感じる場面に何度も暴露(その場面を経験する)をしながら、正しく認知し行動する認知行動療法によって心の扱い方を身につる訓練を行っていきます。

良くあることで.が、暴露療法だけがフォーカスされてしまい自分で実践してみたけれど、何度やっても不安と恐怖でいっぱいになって辛くなっている方が多いです。

暴露療法は、「緊張する場面にただ耐えるを繰り返す」わけではないということを理解して取り組むことが大切です。

パニック障害と脳への血流

 

社会不安障害克服の施術の流れ

社会不安障害の克服は8回程度で卒業できることを目標にしておりますが、訓練の進み具合で通院回数が大きく変わります。その方の現在の体の状態や、思考や言葉の偏りの強さ等によって必要な通院回数や期間が増減してきます。ここでは社会不安障害の方に初回行う施術の流れをご説明させて頂きます。

施術回数

  • 1.カウンセリング・・・症状が出始めてから現在までの経過をじっくりお伺いしていきます。
  • 2.カウンセリングからわかったことの説明・・・カウンセリングを行ってどのようなことが原因と考えられるのかを説明させて頂きます。
  • 3.施術スペースへ移動し、首こりや体のゆがみ、緊張の状態などをチェックします。
  • 4.刺さないはり、整体、思考の変え方の指導、心理療法などを組み合わせて1と3で得られた情報を基に施術を行っていきます。
  • 5.施術後に体や症状がどう変化したのかをチェックします。
  • 6.カウンセリング、施術、チェックなどを通して、わかったことを基に身体の状態の説明と施術計画を説明していきます。
  • 7.施術終了

以上が、一般的な社会不安障害の方の初回の施術の流れです。2回目以降は1のカウンセリングが前回からの変化についてお伺いしていく以外は同様の流れで施術を行っていきます。

施術の費用について

社会不安障害は鍼灸の保険適応範囲外の疾患となる為、完全自費となります。料金は以下の通りです。

※スタンダードコースは刺さないはり・きゅう、整体、気功、内臓調整、心理カウンセリング、心理療法をあなたの状態によって組み合わせたオーダーメイド施術です。

最後に伝えたい大切なこと

ここまで、お読みいただきましてありがとうございました。

私も社会不安障害のと同じ不安障害(パニック障害、全般性不安障害)に苦しんだ一人ですから、不安感や恐怖感に怯える日々がどれだけ自分の人生を削り取っていくものなのか、自分の人生を制限してしまうのか、辛さがよくわかります。

ですから、疾患と向き合っていくことで、楽しい人生を手に入れて頂きたいと考えています。

社会不安障害は気にしすぎなどの軽い言葉で済まされてしまうこともあり、周囲の人になかなかその辛さをわかってもらえないつらさもあります。

しかし、今のままの人生を生きていくのか、社会不安障害を克服して自分らしい楽しい人生を手に入れる為に行動するのかは、今のあなたが選んでください。

今日はあなたの残りの人生で、一番若い日です。若さから得られる回復力を最大限活かすチャンスを逃さないで下さい。

もし、積極的に社会不安障害を克服して自分らしい楽しい人生を生きたいと思われるなら、下記の連絡先より「ホームページを見て、予約を取りたい」と今すぐ連絡ください。私の経験・持てるすべての技術と知識をフルに活かして、全力でサポートさせて頂きます。

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