機能性ディスペプシア(FD)functional dyspepsia|静岡県浜松市中区の鍼灸院

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胃に異常がない胃もたれ、むかつき、胃の不快感でお悩みの方へ

機能性ディスペプシア
  • □胃に不快感があるが病院へ行っても異常がないといわれた。
  • □普通の食事でむかむかしたり、胃もたれが続く。
  • □みぞおちのあたりに不快感が強い。
  • □胸まで気持ち悪さを感じることがある。(胸やけ)
  • □食後のもたれ感があり、少し食べるだけでお腹一杯になる。
  • □吐き気やげっぷが多い。
  • □胃の不快感の他にも背中に痛みが出やすい。

胃の不快感 最初は時々胃の不快感があったのが徐々に日数が増えて気が付くと毎日という場合もあれば、暴飲暴食後や胃腸炎で胃の不快感が一度出た後、そのまま胃の不快感が消えなくなり、その状態が継続してしまう方もいます。

病院で胃カメラを行っても軽い胃炎を起こしている程度またはとても綺麗で、胃の痛みや不快感の原因となる明らかな異常がない場合に機能性ディスペプシアと診断されるようです。

人によっては胃の不快感と一緒に、背中のはりや痛みを訴えられる方もいらっしゃいます。これは胃腸を支配している神経と同じ神経経路を使っている筋肉が胃腸の不具合の影響から固くなってしまっている場合と、胃の不調そのものが背骨から出ている神経の支配を受けているため、背中の筋肉のコリが神経に悪影響を与えて胃の不調を起こしてしまっている場合によく見られます。

機能性ディスペプシアの原因は以下のようなものが考えられています。

1.胃・十二指腸の運動が上手く機能しない
2.胃・十二指腸の知覚過敏になっている
3.心理的要因
4.胃酸が原因
5.ヘリコバクター・ピロリ感染
6.遺伝的要因
7.サルモネラ感染からの感染性胃腸炎
8.アルコール、喫煙、不眠などの生活習慣の乱れ
etc...

当院では特に1の胃・十二指腸の運動が上手く機能しないことが原因で発生している機能性ディスペプシアと3の心理的要因に対して有効だと考えています。

当院で機能性ディスペプシアの改善に取り組まれた方の感動の声

※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。
感動の声13

当院で対応可能なパターンの機能性ディスペプシア

胃・十二指腸の運動が低下する原因には大きく以下の三つの原因があります。

・胃・十二指腸への血流の低下により胃がこり固まったことが原因となるもの
・自律神経の乱れにより胃・十二指腸へ正常な指令が行かなくなったもの
・背骨周辺の筋肉のコリにより、自律神経の指令が上手く伝達されなくなったもの

胃・十二指腸への血流低下により胃がこり固まる場合がある

胃・十二指腸は平滑筋(へいかつきん)という筋肉で出来ています。その為、全身の筋肉がガチガチにこり固まると動きにくいのと同じように、筋肉のコリが発生して平滑筋がガチガチにこり固まって動きにくくなってしまうのです。

血流が悪くなってこり固まる場合と、こり固まった結果血管が圧迫されて血流が悪くなる場合の両方がありますがどちらの場合でも血流を改善することで、胃のこりが改善されていきます。

こり固まった胃は、うまく消化のために胃を動かすことが出来ない(胃もたれしやすい)、胃酸や粘膜は血液によって供給される栄養から作られるため消化液が上手く作れない(消化不良気味になり胃もたれしやすい)、柔軟性がない為広がることが出来ない(食欲不振やすぐに満腹になる)状態になります。

平滑筋

食べすぎなどでも似た状態にはなりますが、自然治癒力で3日もすればそれなりに血流が回復してこりは解消されていきます。

しかし、胃腸に負担をかけ続けていたり、遺伝的に胃腸が弱いことでこり固まりやすい体質の場合に胃・十二指腸の平滑筋の血流が元の状態に戻らず、機能性ディスペプシアの症状が出てきてしまうことになります。

当院では血管を広げて血流を増加させることが出来る特殊な刺さない鍼を使って、胃や十二指腸の血流を改善することにより、血流低下によって発生している機能性ディスペプシアの改善を行っています。

自律神経の調整により、胃が正常に動きやすい条件を整える

自律神経は胃腸の動きを制御するだけでなく、胃腸への血流を増やしたり減らしたりといった血流の管理を行っている神経です。

自律神経

上図にあるように交感神経優位の状態は、胃腸の働きを抑制(胃の動きを止める)し、血管を収縮するので血流も悪くしてしまいます。(栄養不足で胃そのものが動きにくくなったり、消化液の生成や分泌が妨げられる)その為、交感神経優位の状態が長期間続いていた結果、機能性ディスペプシアの状態になり易くなってしまいます。

当院は自律神経専門院として多くの交感神経優位による自律神経の乱れの改善を得意としているはりを刺さない鍼灸院です。

全身の筋肉を緩めて副交感神経優位な状態を作り出しながら、特に副交感神経の集中する首から上の筋肉を緩めることで自律神経が原因で発生する機能性ディスペプシアの改善を行っています。

背骨周辺の筋肉のこりが自律神経から胃腸への指令を妨げる

自律神経は脳にその中枢があります。前述した自律神経の調節は自律神経の指令そのものに問題がある場合に有効ですが、背骨周辺の筋肉のコリが強い方の場合には自律神経から胃・十二指腸への指令が筋肉のコリによって妨げられてしまっている場合があります。

特に胃や十二指腸へと指令を送る神経が脊髄から分岐してくる胸椎~上部腰椎周辺の筋肉のコリが強いと、神経自体が圧迫を受けて指令をうまく伝えれなかったり、神経への血流の供給が悪くなり状態が悪化します。

背骨から自律神経が胃へ

卵が先か鶏が先か問題にはなりますが、胃の状態が悪くなると脊髄を介して背骨周辺の筋肉が固くなってしまうことも多く、それによってさらに機能性ディスペプシアの症状が重くなってしまう場合もあります。

当院への通院をご検討されている方へ

当院への通院をご検討いただきありがとうございます。

機能性ディスペプシアは前述してきたように胃・十二指腸の血流低下が原因であったり、自律神経の乱れ、背骨周辺のコリが原因で発生している場合には8~9割程度(提案通りの通院、提案通りの実践をして頂いた場合の2021年のデータ)で改善されます。しかし、他の原因で発生している場合には、芳しい結果が得られずらい疾患です。

1~2回程度施術を行って改善が見られれば、あなたの機能性ディスペプシアが胃・十二指腸の血流低下や自律神経の乱れが原因で改善の可能性が高いのですが、あまり変化がない場合には当院の施術適応外となってしまいます。

10年以上胃の不快感に悩まされてきた方でも、4回程度の施術で暴食しなければ不快感が出ない程度まで急激に症状が改善することもありますが、施術をしてみるまで事前にあなたにも効果があるかを判断する方法を今のところまだ確立できていません。

施術回数としては、胃・十二指腸への血流低下の場合だけの方であれば7回程度、自律神経の乱れも合わさっている場合にはもう少し施術回数や期間が増える傾向があります。

施術開始から4回以内はコリを緩めても元に戻ろうとする力(恒常性・ホメオスタシス)が強く働く為、最低でも施術開始直後は週1回ぐらいの来院が必要になります。施術開始したばかりの時は施術間隔があいてしまうと、(3歩進んで3歩下がってから再度施術となるため)コリが元の状態に戻ってしまってから再度施術ということを繰り返しても思ったような効果が出ません。

当院の施術は、計画的な来院が可能な方に向いています。

通院回数

費用について

機能性ディスペプシアは鍼灸の保険適応外なので、施術にかかる費用は全額自費となります。1回の施術料は以下の通りとなっております。 施術料

最後に大切なお話

機能性ディスペプシアは、胃の不快感から家族や友人と好きなものを食べることが出来なかったり、持続的な不快感が継続するので日頃の生活の質(QOL)が低下しやすく、自然に回復することもあまりない疾患です。

機能性ディスペプシアという疾患名は「原因不明の胃の不快感全般」への診断名の為、当院の施術がすべてのパターンに有効でないことも事実です。(例えば、ピロリ菌が原因であれば抗生剤を使って除菌を行った方が明らかに有効です)

順番としては保険診療で出来ることをやってみたけれどもそれでもダメな場合に試してみる価値はあるかと思いますが、最終的にはあなたの意志で判断することが大切です。

当院の施術はあなたの機能性ディスペプシアの辛い症状が胃・十二指腸の血流低下や自律神経の乱れ、背骨周辺のコリが原因となる場合には有効な方法ですが、試す以外に事前に判断する方法がありません。

自然治癒があまり見られない疾患ですので、可能性を試してみるか、可能性をゼロにしてそのまま付き合っていくのかはあなたが決めてください。可能性を試してみたいという方は下記の電話番号へ「ホームページを見て、予約をしたい」と今すぐお電話ください。

私の持てるすべての技術と知識を総動員して、1日も早く日常生活に戻れるようにお手伝いさせて頂きます。

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