
心身堂の佐野です。
これから施術間隔をあけていくにあたり、知っておいて頂きたいことをまとめました。お手数ですが、事前のご一読をお願い致します。
⚠️ 施術を継続するかどうかのご判断について
症状が改善し、体が楽になってくると「もう通わなくても大丈夫かな?」と自己判断したくなるかもしれません。もちろん、通院を終了するかどうかの選択はあなたの自由です。当院が無理に引き止めることはいたしません。
しかし、長年自律神経の改善に携わってきた経験と科学的根拠から、お伝えしなければならない厳しい事実があります。それは、「一度再発してしまうと、基本的には前回と同じ水準まで回復させることが非常に困難になる」ということです。
症状は「氷山の一角」に過ぎません。水面下に根深いダメージを残したまま中断し、それが核となって再発すると、お身体は施術の刺激に対して「耐性(慣れ)」を持ってしまいます。
また、自律神経系の疾患は再発を繰り返すほどに再発率が高まり、後遺症(残遺症状)が残りやすくなることが知られています。
そうなると、同じ施術を行っても前回ほどの効果が得られないだけでなく、可能な範囲での改善を目指すだけでも、多大な時間と費用を要することになります。
「今回改善がみられたからといって、次も同じだ」とは思わないでください。再発時に施術が効かなくなる方は、決して少なくありません。
今のステップは、「二度と戻らない心身への土台作り」です。厳しいことをお伝えしましたが、あなたの健康を一生モノにしてほしいという願いからです。後悔のない選択をしていただければ幸いです。
施術間隔をあける「5つの目的」
週1回のペースは「症状の改善」が目的でしたが、ここからの施術には、完璧な「卒業」に向けた5つの重要な目的があります。
- 自然回復する身体を作る(自力で維持する力)
- 小さなダメージを取り除き、耐性を予防する
- 改善した生活習慣の「習慣化」
- 生活の中に潜む問題の確認
- 負荷に対する抵抗力を高める
1. 自然回復する身体を作る
本来の身体は、一時的に体調を崩しても休息により自力で戻れるものです。週1回の通院中は施術が回復を手伝ってしまうため、本来の力が評価できません。
間隔をあけた時に「自分の力だけで回復できているか?」を観察し、もし戻りが悪ければ、何が回復を邪魔しているのかを突き止めて取り除きます。
2. 小さなダメージを取り除き、耐性を予防する
「自覚症状がない=ダメージがない」ではありません。血液検査で異常を指摘される無症状の人と同じように、自覚できない「小さなダメージ」が残っていることがあります。
これを放置すると再発の核になるだけでなく、施術への「耐性(慣れ)」が生じ、再発時に施術が効きにくくなる恐れがあります。あえて間隔をあけて隠れたダメージをあぶり出し、根こそぎ取り除くことで再発率を下げます。
3. 生活習慣の習慣化(3ヶ月の壁)
生活習慣の定着には約3ヶ月必要です。辛さがなくなると元の生活に戻りがちですが、この期間、私への報告を通じて管理を続けることで、卒業後も再発しにくい「一生モノの習慣」を身につけていただきます。
4. 生活の中に問題がないかを確認する
施術を行わない期間をあけることで、身体の変化がプラスかマイナスかを浮き彫りにします。週1回の通院中には隠れて見えなかった「生活の中に潜む微細な悪影響」を一緒に探し出すことができます。
5. 負荷に対する抵抗力を高める
体調が良くなると活動量が増えます。適度な負荷と休息の繰り返しが「抵抗力」を作ります。身体の反応を見ながら活動の強度を調整し、多少のストレスや負荷では再発しない身体を完成させます。
途中、辛いようでしたら予約を早めてご来院ください
統計データに基づき「2週間に1回」への移行をご提案しましたが、急なストレス、バイオリズム、天候の変化などが重なり、一時的に体調が揺らぐことがあります。
「まだ予定の日じゃないから…」と我慢する必要はありません。辛いときは遠慮なく、ご予約を早めてご来院ください。

