料金のご案内
初診料は頂いておりません。1回、以下の施術料を頂いております。
当院の施術内容について
当院では刺さない鍼、整体、心理療法、カウンセリング、栄養療法、運動療法、生活習慣指導など、鍼灸院で行ってもよい自律神経・メンタルへのアプローチ法を駆使して改善を行います。
心身堂の鍼(はり)はすべてすべて刺さらない鍼です
鍼(はり)に皆さんはどのようなイメージを持たれているでしょうか?多くの方がTVや雑誌でみたことのある刺す鍼(はり)をイメージされているかと思いますが、当院ではこのような刺すはりは一切使っていません。
多くの方が鍼灸(しんきゅう)と言えば、刺す鍼だと思われていますが、現代のような人体に深く刺すタイプのはりは近代の製鉄技術の発達に伴って行われるようになってきた鍼灸の歴史からは比較的新しい方法です。
鍼灸の長い歴史には古代から様々なタイプの鍼が考案されており、当院が使う刺さないはりは、2000年以上前から受け継がれてきた「てい鍼(ていしん)」という皮膚を刺激することを目的としたはりです。
はりというと刺す鍼をイメージする方が多いのはTVなどの影響に加え、鍼を専門とする鍼灸師が好んで刺す鍼を使う事が多いからです。
伝統的な東洋医学の鍼は、刺す場合でも現代よりもかなり浅い(数ミリ程度)のはりであったと考えられています。
当時の鍼は大変脆い為、現代の鍼灸師がさすように何cmも刺してしまうと、体の中で鍼が折れて残ってしまう可能性があったからです。
東洋医学と言われる鍼灸術は皮膚を刺激するような刺さない鍼か、刺しても数ミリ程度の浅い鍼が中心だったと考えられます。
刺さないはりって本当に刺さらないの?
当院で用いる刺さないはりは、主に2種類あります。どちらも先端が丸くなっており、皮膚に強く突き立てても、皮膚が凹むだけで通常の鍼や注射針のように皮膚を突き破って体内へ入っていくものではありません。
図左側の細いはりは皮膚刺激をメインにしており、皮膚に軽く触れる程度の皮膚刺激を与えることを目的とします。
図右側の太いはりは局所の血流を改善させる目的で使用するはりで、指圧棒のように若干押し当てますが、はりの作用で血管が拡がる際に痛みや重さなどを感じる方が多いです。
刺さない為、安全性は通常の刺すはりと比べて高いですが、刺さないからと言って全く痛みを感じないというわけではありません。
しかし、血流が戻るときに悪みを感じるはりの為、血流障害があるところだけ痛みを感じるはりとなります。
皮膚を刺激するとなぜ体が変化するのか?
人の体は精子と卵子が出会い、受精卵になってから、外肺葉、中胚葉、内胚葉の3つの分かれ、脳や神経、腸、感覚器、皮膚が外肺葉というブロックから作られます。
つまり、皮膚と腸と脳は兄弟のような関係で、実際に腸や脳の状態が肌荒れなど皮膚の状態として現れてくることは広く知られています。
脳や腸の状態が皮膚に現れるのであれば、皮膚の状態が、脳や腸に影響を与えると考えるのが自然です。
特に脳は全身の筋肉の緊張状態や自律神経の調整など全身ほとんどの管理を行っている臓器ですから、脳に対して皮膚からアプローチすることで、全身の健康状態に影響を与えることが出来ると考えられます。