パニック障害の息苦しさで来院された40代女性(磐田市)の鍼灸症例

<初診時のカウンセリング>
20代の時に一度パニック障害と診断されたことがあったのだが、その時はなんとなくよくなり、2ヶ月ぐらい前にショッピングセンターのトイレでパニック発作を起こしかかり、その後から慢性的な息苦しさが続いているため来院した。

トイレなどの閉鎖的な空間で息苦しさが強くなるとのこと。

鍼灸は今回初めて受ける。

 

<施術内容と経過>
過去にもパニック障害の診断を受けているので、何らかの心理・身体的ダメージが原因で自律神経が乱れてパニック状態を再び誘発するようになったのだと考えられる。

初回
息苦しさから、呼吸がかなり乱れていたため息苦しさを解消するための呼吸法を指導する。呼吸法を教えるとその場で息苦しさは消失した。首こりがひどいため首のこりから脳への血流が下がってパニックを再発させたのではないかと考え施術を行った。

2回目(一週間後)
前回から息苦しさはかなりコントロールできるようになり、多少感じても呼吸法を行えばすぐに消えるとのことで前回よりも気分もよくなっているようである。首こり改善を引き続き行う。

3回目(一週間後)
息苦しさはほとんど感じることなく過ごせていた。(前回と同様の施術)

4回目(一週間後)
体調が良かったため、自分が閉鎖空間が苦手だということを忘れて洗車機に入ってしまい車の中でかなり苦しくなったが、呼吸法をして元に戻した。(同様の施術)

5回目(二週間後)
体調良く過ごせており、ショッピングセンターのトイレに行くと違和感は出るが、パニックにまではならなかったとのこと。

6回目(二週間後)
体調良く過ごせていた、息苦しさもパニック症状も出ていない。

7回目(一ヶ月後)
洗車機に一度入ったが、呼吸法をしながらであれば問題なくいられたとのこと。体調も良いため今回で卒業とした。

 

<まとめ>
首こりと呼吸の乱れが主なパニック障害再発の原因となっていた症例。

呼吸法は多くの方で効果的な方法であるが、パニック発作が出ていない時も地道に継続して頂く事がとても大切で、辛くない時間帯でも地道に呼吸法を実践して頂けたことが大きい。

※こちらの記事は症例であり、全ての方に効果を保証するものではありません。効果には個人差があります。

SNSでもご購読できます。