眠れない・夜中に何度も起きてしまう・早朝に目覚めて眠れないお悩みの方へ
- 1.不眠症(睡眠障害)の改善に取り組んでみませんか?
- 2.眠れない不眠症の危険性不眠症になる原因は?
- 3不眠症になる原因は?
- 3.1体内時計の乱れ
- 3.2心理ストレスにより興奮して眠ることが出来ない
- 3.3身体ストレスにより興奮して眠ることが出来ない。
- 3.4睡眠薬の依存形成による不眠症
- 3.5身体のこわばりや緊張が原因で眠ることが出来ない
- 4.当院で行っている不眠症(睡眠障害)改善のアプローチ
- 4.1体内時計の整え方と体内時計を乱す原因を知る
- 4.2運動療法を行い交感神経と副交感神経のメリハリをつける
- 4.3睡眠環境の改善
- 4.4ストレス管理と心理療法
- 4.5身体的なこわばりや緊張を緩めて寝やすくする
- 5.当院への通院をご検討されている方へ
- 5.施術の費用について
- 6.最後に大切なお話
- □夜遅くまでなかなか寝つけない。
- □夜中に何度も目が覚めてしまう。
- □朝早くに目が覚めてしまう。
- □特別なストレスを感じていないのに寝つきが悪い。
- □寝ても疲労感が残って目覚める。
- □夢を多くみていて熟睡感がない。
不眠症(睡眠障害)の改善に取り組んでみませんか?
ホームページをご覧いただきありがとうございます。心身堂鍼灸院の佐野です。上記のチェック項目にいくつ当てはまったでしょうか?

睡眠が十分にとれないのは辛いですよね。眠れない日が続くと夜が来るのが怖くなってきてしまう方も多いです。
当院では自然に眠れるようになるお手伝いをさせて頂いております。
このページでは当院が行っている不眠症の改善について書かせて頂いております。
私の臨床経験があなたが眠れない辛さから解放されるためのヒントになると思いますので、ぜひ最後までご一読ください。

眠れない不眠症の危険性
日本人の約20%が睡眠障害を抱えているという報告(日本睡眠学会)もあり、実に5人に1人が睡眠の問題に悩まされている問題です。
睡眠は脳が活動したことで発生したゴミを清掃し神経の機能を回復させる為に、毎日行っている行為です。
しかし、睡眠に問題が生じると神経細胞の活動を邪魔してしまうゴミがたまって神経の機能が低下します。一晩の徹夜でビール一本の飲酒に匹敵するほど神経の働きが低下することがわかっています。
また、睡眠不足そのものがストレス反応を引き起こす為、コルチゾール(別名ストレスホルモン)というホルモンの分泌を促します。
コルチゾールには神経細胞の機能を低下・破壊する作用がある為、長期間の不眠症は高濃度のコルチゾールが脳内にとどまることになってしまいます。
自律神経失調症(めまい、動悸、体のだるさ、頭痛、)、胃腸障害、不安障害(パニック障害)、うつ病など、神経の機能低下や破壊で発生する疾患や自律神経からの影響を強く受ける免疫系の機能も低下する為、風邪などの感染症へかかりやすくなったり、免疫が暴走してアトピー性皮膚炎、関節リウマチなどの他、コルチゾールの糖代謝作用による糖尿病リスクの上昇など、様々な疾患リスクが起こりやすくなります。
睡眠はこれらの疾患を予防・改善するうえでも、なるべく早い段階で改善を行う必要があるものになります。
不眠症(睡眠障害)になる原因は?
不眠症(睡眠障害)になる原因は一部、遺伝的な問題(発達障害など)や原因不明(突発性)での不眠の改善が難しい場合もあります。
ここでは改善可能な不眠症の原因について紹介させて頂きます。
体内時計の乱れ
私達の身体には脳内にある中枢時計と内臓やホルモンを中心とした抹消時計の二つがあります。

この体内時計が実際の時間よりもズレてしまうと、夜になっても眠気がやってこない。早くに目が覚めてしまう。
眠っていても眠りが浅い。(末梢時計が昼間の状態で肉体的に深く眠れない)疲れが取れないなどの不眠症状の原因になります。
体内時計のずれは基本的な生活習慣を整え、光と食事のタイミングが重要になります。
午後にコーヒーやエナジードリンクなどのカフェイン類を摂取すると睡眠が妨げられるため、体内時計を乱す原因になります。
心理ストレスにより興奮して眠ることが出来ない
嫌なことがあった、不安なことがある、大切な試験やプレゼン、イベントの前など心理ストレスから緊張して眠れなくなるというのは誰にでもあります。
しかし、そのストレスが持続してかかり続けてしまうことで、眠れない日が連続してしまうと睡眠不足という身体ストレスがさらに交感神経を刺激して眠れなくなるという悪循環に陥ります。

眠っていないことで脳の認知機能(物事を正しくとらえる力や判断力)が低下し、さらに心理ストレスがかかった状態から抜け出せなくなってしまいます。
基本的にはストレス原因を取り除くことが大切です。
しかし、睡眠不足から判断力が低下してしまい、ストレス原因を取り除くことが出来ない場合が多く、睡眠薬に頼るようになり、そのまま薬が手放せない状態へと移行されていく方が多いです。
睡眠薬を使うことが悪いのではなく、睡眠薬を使って脳の認知機能が高まっているうちに問題解決に動くか、そもそも解決できない問題であることに気が付く為の心理療法を行う必要があります。
身体ストレスにより興奮して眠ることが出来ない。
適度な肉体疲労は睡眠を促進しますが、過度な運動や長時間労働は、過剰な身体ストレスとなり交感神経が刺激された状態が持続されてしまいかえって睡眠が邪魔されてしまいます。

また、お腹が痛い、腰が痛い、頭痛がするなどの痛みや不快症状も身体ストレスとなり、睡眠を妨げる原因となります。
身体ストレスの解消は適切な肉体疲労に留めることと十分な休養、身体的に痛みや不快症状がある場合には症状の改善を行うことが基本になります。
不眠症の場合は不眠自体が不快症状であり、不眠による身体ストレスにより不眠が悪化していくという悪循環が発生しやすいため、眠れない日が続いた場合に放置しないことが大切です。
睡眠薬の依存形成による不眠症
睡眠薬としてよく使われるベンゾジアゼピン系(以下BZ)のお薬は、依存性があることがわかっており、2週間以内ぐらいの使用に留めることが基本です。
しかし、BZを長期間使用している場合には、薬がないと眠れなくなるという薬の離脱症状(反跳現象)により、不眠が引き起こされます。
離脱症状が少ないタイプのBZに切り替えてから、ごく少量ずつ1年ぐらいかけて減薬・断薬していく必要があります。

薬による不眠症の為、担当医とよく相談しながら減薬・断薬を行っていきましょう。
身体のこわばりや緊張が原因で眠ることが出来ない
鍼灸や整体を受けたら眠れるようになった場合は、鍼灸や整体には身体の緊張を緩めることで副交感神経を刺激して交感神経の働きを鎮静化させる作用がある施術が多いためです。
身体にはフィードバック機構といって、「身体がこわばっている時は今は緊張状態にあるんだな。」「身体が緩んでいる時は今はリラックスしているんだな。」と脳が体の状態で今城谷あるのかを理解しているシステムがあります。

その為、筋肉ゆるめることでリラックス状態へ入りやすくするサポートを行うことが出来ます。
しかし、先述したような原因が残っている場合にはそちらからの交感神経刺激がある為、一時的に眠れることはあっても、効果が持続しません。
その為、施術だけで不眠症の改善を行う場合には他の原因が取り除かれているor一緒に取り除くアプローチが必要になります。
当院で行っている不眠症(睡眠障害)改善のアプローチ
当院では3つのポイントに絞って不眠症の改善を行っています。
身体のこわばりや緊張だけが原因の不眠状態であれば鍼灸・整体を行うだけで改善されてきますが、良い睡眠は生活習慣の積み重ねが大切になります。
その為、あなた自身が睡眠について正しい知識を身につけ、なるべく知識に基づいた生活を送ることがとても重要になります。
体内時計の整え方と体内時計を乱す原因を知る
体内時計には中枢時計と末梢時計の2つがあり、この2つが正しい時間にセットされる必要があります。
中枢時計は朝に光を目から入れることで調整されるため、自律神経を整える為に朝光を浴びるということが重要だということを知っている方も多いかと思います。

しかし、末梢時計は光ではなく血糖値に反応した時計の管理を行っている為、食事の時間や内容が重要になります。
中枢時計と末梢時計を整える生活習慣についての知識を身につけ、実践することが重要になります。
運動療法を行い交感神経と副交感神経のメリハリをつける
良い睡眠をとる為には夜に副交感神経が高まることが重要ですが、その為には昼間に適度な運動を行い十分に交感神経が高まることが必要です。
しかし、夜眠ることが出来ないと昼間に交感神経が高まりずらくなり、だるさややる気の低下などが起こります。
その為、動きたくないという身体の感覚に任せて昼間の活動量が低下してしまうと昼間に交感神経が高まっていない為、夜に副交感神経が高まりにくくなってしまいます。

また、運動を行うタイミングやいきなり運動しすぎるとかえって身体ストレスから夜眠れなくなってしまう場合もあります。
そういった逆効果にならないように、生活習慣をどう組み立ててどのように運動を生活の中に取り入れていくのかを一緒に考えていきます。
睡眠環境の改善
寝室の暗さや気温、枕があっていない寝具の問題など睡眠環境を整えることはとても重要な要素です。
また、途中で目が覚めてしまう場合に時計を見ると、「早く寝なくては!」というプレッシャーからより眠りにくくなるだけでなく、〇時間しか眠れていないという心理ストレスも抱えることになってしまいます。

睡眠環境によるストレスが最小限になるように環境を整える工夫が大切になります。
むやみやたらに高級なマットレスや枕を買う必要はなく、簡単にできる睡眠環境の改善のご提案を行っていきます。
ストレス管理と心理療法
不眠以外の症状(痛みなど)や悩み事があり、そのストレスによって不眠になっている場合にはそれに合わせたストレス解消や心理療法や対策を行っていく必要があります。
不眠症の場合、眠れないこと自体がストレスになっていることが多くそのストレスによって不眠症状が悪化するという悪循環に陥りやすくなります。

あまりにもひどい場合には夜がやってくるのが怖いと感じられている方も少なくありません。
不眠症状がストレスになっている場合には、不眠症の為の認知行動療法が有効であることがわかっています。
当院では不眠症の為の認知行動療法のやり方を覚えてもらい、実践してもらうことで不眠症の改善に役立てています。
身体的なこわばりや緊張を緩めて寝やすくする
身体的なこわばりや緊張によってリラックスできなくなっている場合には、鍼灸や整体を行うことでリラックスしやすい身体状態へ誘導を行います。
あまりにも強いストレスがかかっている場合には、抗不安薬などの場合の方が適応になる場合もありますが、なるべく自然な形での不眠改善には鍼灸や整体を行うことは有用です。

前述してきたアプローチと並行して身体的なこわばりや緊張を改善していくことで、自然な睡眠へのサポートを行っていきます。
当院への通院をご検討されている方へ
当院への通院をご検討いただきありがとうございます。
不眠症(睡眠障害)は原因不明なものもある為、確実に100%改善が可能であると言い切ることが出来ない疾患です。
睡眠薬も根本的な治療薬ではなく、根本改善には必ず生活習慣の改善が必要になります。
ベンゾジアゼピン系のお薬を長期間服薬されている場合には、不眠症というよりもベンゾジアゼピン系のお薬による離脱症状としての不眠であることも多く、睡眠薬の知識を身につけてお医者さんと連携しながら減薬・断薬を行っていくことが大切です。
法律の関係上、お薬の管理を行うことは出来ませんが睡眠薬がどのように効いているのか?どのようにやめていくのが良いのか?といったお薬全般の知識をお伝えし、その知識を使ってあなたがお医者さんと相談して減薬・断薬を進めていくことは可能です。
7~8回程度で卒業して頂くことを目標にしていますが、途中でストレスがかかって体調が崩れてしまうともう少し施術回数や期間が増える傾向があります。
施術開始から4回以内は現状を維持しようとする力(恒常性・ホメオスタシス)が強く働く為、最低でも施術開始直後は週1回ぐらいの来院が必要になります。
施術開始したばかりの時は施術間隔があいてしまうと、(3歩進んで3歩下がってから再度施術となるため)コリが元の状態に戻ってしまってから再度施術ということを繰り返しても思ったような効果が出ません。
当院での改善は、計画的な来院と生活習慣の改善に取り組める方に向いています。

費用について
不眠症(睡眠障害)は鍼灸の保険適応外なので、施術にかかる費用は全額自費となります。1回の施術料は以下の通りとなっております。
最後に大切なお話
不眠症(睡眠障害)の改善は睡眠についてあなた自身が詳しく知ることが改善していくうえでとても重要になります。
意味も分からずに生活習慣を改善しようとするよりも、どういう理由でこういう生活が必要なのかを理解して実践することで効果が高まっていきます。
しかし、知識が入ることで「こんなに頑張っているのになぜ眠れないんだ!」と新たな心理ストレスをかけてしまっていて不眠状態が続いてしまっている方も多いです。
正しい知識と生活習慣の改善、そしてメンタル管理を行えて初めて良好な結果を得ることが出来ます。
当院での改善に取り組んでみたいと思われた方は下記の電話番号へ「ホームページを見て、予約をしたい」と今すぐお電話ください。
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